いろいろなギャンブルの比較 オッズ
いろいろなギャンブルを比較するにあたって必ず出てくる要素の一つに、オッズというものがあります。これは、そのギャンブルにおいて勝負に勝った場合に、いくらのお金が払い戻されるかということと大きく関係しています。払い戻し率、配当率などという言葉で表わされることもあります。
意味合いとしては誰でも分かる内容でしょうが、これを数字として示す方法は決して1通りではありませんので、とくに海外のギャンブルで賭けをするようなときには一定の注意が必要です。例えば、あるゲームで、100円を賭けて勝った場合には500円が払い戻されるとしましょう。日本においては、これは倍率5倍として示されるのが普通です。100円を賭けて勝ったら5倍のお金が払い戻されるということで直感的にも分かりやすい方式です。
しかし、世界的に見るとこのようなケースで5倍という数字でオッズを示す方式は決して主流ではありません。それ以外にどんな方法で示すのかと思われるかもしれませんが、例えば4:1とか4/1などというように示されることがあるのです。これは、意味合いとしては、初めの4という数字が胴元側の賭け金を示します。そして後の1という数字が参加者側の賭け金を示します。この比率で賭けを行いますという意味であり、参加者が100円をその勝負に賭けるのならば、胴元は400円を賭けるということになります。そして勝負が決したときに、勝者は両者の賭け金の合計を総取りするというイメージになります。確かに100円を賭けて勝った場合には500円が手元に戻ってくることになり、日本で言うところの5倍のオッズと同じことになっています。